所変われば・・・鰻考
本日、土用の丑の日。
誰に遠慮することもなく、堂々と宇宙一の大好物をお腹いっぱいいただける「幸せの日」。
この3年ほどは浅草飯田屋でいただくことが多いのですが、本来ここはどぜうの店。
鰻を待つ間にどぜうの抜き鍋をいただくというのが気に入りのコースとなっています。
鰻ほわほわでタレも好み、肝吸いもいいお出汁。まぁ唯一気になるのはお漬物が浅漬けのところ。やはり鰻といえばお漬物は奈良漬といきたいところです。
すでに多くの方がご存知かと思われますが、マエダ、よちよち歩きの頃から鰻命。鰻で大きくなったと言っても過言ではない(本当か?)。
今年は今日19日と31日が幸せの日でして、なんとこの短期間に2回も食べていいってことになっています。嬉しいな ー。
ところが今月の初めに実はすでに鰻を食べてしまいました。
以前、大阪に住む友人がFBに鰻重に厚焼き卵が鎮座している衝撃的な写真を投稿しているのを見て、いつか食べてみたいと心を揺さぶられておりました。
そうです!今月3日に梅田阪急にサイン会で出かけたおり、ついにその夢を実現する日が来たのですよ。
ネットであれこれ検索してみると、どーやら大阪ではこの鰻×卵焼きはポピュラーなようで、何件もの店がヒット。その中でも大阪駅近くでトップ画面に出てくる強烈ビジュアルの店を選択、ランチどきに参戦してきました。
で〜ん、ウナ玉丼!
完全にタレを混ぜ合わせた茶色いご飯の上に、ぷるんぷるんのだし巻き卵。その上にそろ〜っと揺れながら載っている鰻。すごいビジュアルでございましょ?
朝ごはんも食べずに午前中舟場をウロウロしていたのでお腹の減り具合はmax。
ところが早く一口いただきたいのに鰻が箸で切れません!なんですと?!
あのほわほわの鰻を想像していたのでかなり慌てました。
話を聞くと大阪では鰻を蒸さないで直焼きなのだとか。一緒に注文した肝吸いのお味も
まったく別物。
所変われば鰻も変わるのですねぇ。
そー言えば一昨年、博多阪急にトークショーで出かけた際にいただいた鰻も少し様子が違っていました。
福岡の生徒さんに連れて行っていただいた吉塚うなぎ屋の鰻重は2段重ね。
上の段には一口大にカットされた鰻(タレかかっていません)、下の段には真っ白なご飯。
そしてタレは別皿にて提供されます。
このビジュアルも初めて見たものですから驚きましたねぇ。
人間長くやっている割には知らない事はたくさんあるんですよ。
さぁて、鰻は明日食べに行きますよ。今日はさぞかし混んでいるでしょうし。鰻は逃げませんからね。
今日は天ぷら揚げて冷たいお蕎麦をちゅるちゅるっといただきますよ。
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