作家は作家らしくしましょう

「ハワイの手ざわり」はたくさ〜んのお客さまにご来場いただき、無事3日間の開催を終了いたしました。本当にありがとうございました。

1年毎にご来場者数が増え、皆さまに可愛がっていただけるイベントに成長したんだなぁ、大成功!と、しみじみ余韻に浸っているところです。マエダのチェロ以外は。


なんという事でしょう、子供の発表会かと思われるほど緊張し、あんなに練習した成果は一切お聞かせできなかったという為体。

トークショーでは何百人のお客様がいたってへっちゃらなのに、緊張のあまり左手がスムーズに動かない。こんなことするんぢゃなかったと後悔の嵐。

大体15年もサボっていたのに、たった1年の練習で人様の前で弾くなんて無謀だったわ。


そもそも何故手ざわりでチェロを弾こうと思ったかと言うとですね、昨年マウイ島ラハイナの火災の後、ヨーヨーマ(ご存知世界的チェリスト)がハワイに想いを寄せてAloha Oeを弾いているのをインスタで見つけ、その音色がとても心に沁みた、というのが発端でした。

チェロは楽器の中で人間の声に最も近いと言われているため、歌っているように聞こえるのです。そこで早速マエダも弾いてみたところ、なんだかすごくいい感じ。

という事でこういうことになったのでした。

なんでキルト作家が演奏するんだ、イベントでおさらい会をしなくても、と家人に言われたとおりの出来となりましたよ。

まだ引きずっておりますが、きっといつかは素晴らしい演奏をお聞かせできるように頑張ります。

って何言ってんの? そんな事より早く作品を仕上げた方が良くってよ!

heart and art

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